女子校育ち

コスメと遠征先でのビール工場見学が好きです

遠い存在

わたしこのあいだジャニーズに会った。

ロケしてた。
 
日本語下手かよって感じですがロケ直後はこんな感じでしか喋れなかった(笑)
 
お昼休みになるとフラッと学校を出てコンビニへ行く。毎日ではなくお弁当がない時だけだから週2くらい。
その日に限ってよく一緒に行く友達が休みで一人でいた。
その日に限って裸眼(0.3)じゃなくメガネをかけてた。
その日に限ってスッピンだった。
 
歩道に出た瞬間、異変に気付いた。*1
カメラいる…誰かいる…
 
視界の隅に、道路を挟んだ反対の歩道で誰かが歩いているのが見えた。
 
あーーーーージャニーズーーーーー
 
そもそも人通りも少なかったし、周りの人はおそらく誰だか分かってなくてあまり気にしていなさそうだった。
コンビニ帰りの学校の先輩とすれ違ったけど気付いていなかった。
 
あーーーーーもしかしてわたし一人で緊張しているーーーーー
 
ロケとは別の人だけどバイト中にジャニーズを見かけることはあったのに、その時はお金を稼いでいるからか超普通に対応した。プロ根性かよ。
 
もう気になってお昼何食べようかなどころじゃない。そんなのどうでもいい。こんな距離でなかなか見れないよなって考えて余計に手汗をかく。5秒に1回くらいチラ見してたら向こうも気付いたかなって顔でこっち見るからチラ見するのやめた。そうよわたしは小心者。
 
道路横断しないとコンビニには辿り着けない。でも渡ったらロケ隊とぶつかってしまう。
まあでも声を掛けるとしたらそこかな〜って意外と冷静に考えながら歩いた。案の定渡ったらすぐ横にいた。もう1mない。
 
あーーーームリ近いーーーー
何言ってんだろ声掛けられるわけなかった
 
目の前通ってすみませんのポーズをしながらコンビニに避難。通り過ぎるのを待った。握りしめていたお財布とケータイが手汗でビショビショ。
 
自担ではないんだけどそのグループの中ではわたしは一番目がいく人だったから余計に緊張した。誰も騒がずいるから(そもそも誰も気付いてない)静かに見れて運が良かったな。あー仕事してるんだーって思った。学校頑張るね、ってその背中を見送った。
 
声かけられなかったのは一人で心細かったのもあるんだけど、コンサートでもないのにあの距離にいることがもう苦しかった。たぶん遠い存在でいてほしいんだと思う。違う世界の人でいてほしい。違う次元に住んでてほしい。っていうのが私の中にあるんだと思うすごいうざいけど。だからいつもお金を払って見ている人が近すぎて息ができなくなりそうだったので速やかに退いた。あとはスッピンだったからすぐにでも視界から消えたかった。女子(泣)
 
中学から都内の学校に通ってきた。休日に遊んでてもジャニーズに遭遇することなく10年近く過ごしてきた。はーこんな偶然あるもんですねー。って思った。クラスにあんまり分かる人いないからこの興奮を誰にも伝えられずもどかしかった。友達(ジャニーズ興味ない)がいたら勝手に声かけてくれたりしたんだろうけどそんなことが起こってもわたしきっと声が出ないと思うので良かった。ジャニーズ生きてるんだなっていうのが実感できた。
 
次はちゃんとお金払って見に行きますので。

*1:裸眼ならおそらく気づかなかった