女子校育ち

遠征先でのビール工場見学が好きです

実録!看護学校!【更新9/18】

夏休み超えたぞ!ってことで、一部追記しました。

 

看護専門学校(3年制)に通っている記録ってことで

 

何故看護学校に進んだのか

そもそもなんで入ったの?という話ですが、話せば長いけど、大学を辞めるのなら代わりに資格がないとさすがにやばいだろ!と思って勢いで決めました。血や肉見ても怖くないし向いてるんじゃない?とか言われたのもある。

大学を辞めた理由は複数あるのだけど、就活で必死に自己PRをしているわたしが全くイメージできなくて。就活なんて出来る気がしなかったし、暑がりだし多汗症だからスーツ嫌いだし、幅広で足に合うパンプスないし、やる気が湧かなかったからです。

沢山ある資格の中で何故わざわざ看護師を選んだかというと、(学校*1でも聞かれた)看護師なら歯科衛生士とかよりも稼げるし、離職率高くて万年人材不足だけど、だからこそ全国どこでも探せば仕事はあるし、数年間臨床で働けば保健師とかの受験資格も得られます。はっきり言えば、稼げるだろうと思ったっていうのが一番です。でも正直今は臨床で働きたいとは微塵も思っていない。

学校選び

受験を決めたのが確か11月中旬くらいで、行きたかったJR病院とか警察病院の付属*2はもう願書の受付が終わっていました。

学校見学に行く暇もなかったので、基本的には「学費の安さ」+「自宅からの所要時間」で選びました。*3

やっぱり専門学校なので安いです。わたしの学校はその中でも安くて、私立大学2年間通うのと同じくらいの学費だったと思います。。学校によっては寮もあるよ。

病院の附属学校なので、そのメリットデメリットを挙げます。

メリット
  • 基本的にはその病院へ実習に行けるため雰囲気に慣れてくるし、知らない病院に行かない分気持ちが楽*4
  • 就職活動の手間がない*5
  • 儲かっている病院は学校もきれい。
デメリット
  • 授業料が安い分病院が負担してくれているので、卒業後は就職するのがまず前提。よっぽどの理由がないと断れない(断るわけないよな?みたいな無言の圧力がある)*6
  • ほとんどすべての実習でお世話になるので、病院の環境が悪いと精神的にもつらい。
  • 儲かっていない病院は学校にもなかなか手を入れてもらえない。

入試について

個人的には専門学校の偏差値はあてにならない気がします。こんなこと言うと怒られるかもしれないけど、何校か専門学校の過去問解いたら中学でやった内容が理解できていれば英・国(多くが現代文のみ)は軽く復習しておけば解けるなって感じました。数学は数Ⅰ(もしくは数ⅠA+Ⅱ程度)なので、公式が理解できているなら応用問題を解けるようにしておけば十分だと思います。専門だと高1までの内容しか出さない学校が多いから、その復習だけで十分でした。

二次の面接は学校によりけりだけど、意外にも資格のO原とかの予備校に通ってたクラスメイトは少なかったので、行って損することはないと思うけど、対策はしてもしなくてもって感じなのかなと思います。どういうことを聞かれるのか、1:1か2:1の面接なのかとかそういう予備知識があると少し安心はするかも知れません。*7(運がいいのか悪いのか、わたしは名字を突っ込まれることが多いのでそんな適当な話をして終わった)

そんな感じで今でもなんで私が受かっているのに2次で落ちた人がいるのかは分からないけど、全く看護の心を持ち合わせていなかったわたしは軽い気持ちで入学しました。*8

生徒の内訳

クラス内の割合は現役生:年上=6:4くらいでした。あとはエグい話すると、進級するにつれて留年した人が数人降りてきて、毎年1割くらいずつ辞めていくから割合は変わってきます。ちなみに今は5:5くらい。

年上だと10個上くらいも普通にいるので最初は心配になるけど、一緒に課題進めたり実習でグループ組んだりすることになるので必然的に話すし仲良くなれます。あと、社会経験ある人は税金について教えてくれるメリットあり。

年上は私みたいにフラフラしてた人と医療事務や看護助手をしてた方でもっと稼げる仕事をしたい人とかでやっぱり手に職つけたいって人が多いです。*9

現役は、わたしが現役ではないのであんまり分かんないけれど、ピュアだなあと思います。小さい頃から憧れていた子もいるし、母親が看護師だったり親が医者だったり薬剤師とか栄養士とか家族が医療に関わる仕事をしているっていう人は多いです。

 

あとこれね、ジャニヲタ多いです。ジュニア担もいるし、嵐担もいます。わたしより若い子が多いからJUMPやジュニアが多いかな。かけてる金額にはかなり差があるけど。

ジャニヲタだけじゃなく、趣味があってお金がかかる人も結構います。(わたしのクラスはジャニヲタが約1/4)

 

授業内容

1年次

 基礎看護といって看護とは何かみたいなことを考えるような授業から始まります。あとは基礎的な技術の習得のために実技演習があります。

例えば、最良の看護を行うためには環境を整えるナンチャラカンチャラ〜〜みたいなことを3年間死ぬほど言われるんだけど*10快適な温度とか光量とかそんな日々気にしたことのないようなことから勉強します。

 実技はボディメカニクスという身体の使い方から始まります。職業病的に腰痛になりやすいからそれを防ぐための重心の落とし方、力の入れ方とか患者の動かし方とかを学びます。まあそれでも腰は痛くなるしコルセット率は年々上がっていく。実践形式で患者役と看護師役に分かれて、寝衣*11交換を行ったり清拭・洗髪したりします。(わたしが校内で学んだのはほとんどベッド上で行うもので、実習しながらシャワー浴とかのやり方を覚えていった感じ)

 解剖見学もしました。わたしは平気なタイプなので(楽しいと言ったらアレだけど)すごく良い経験になった。1年生の思い出だとこれが一番。医学の発展のためにと寄付してくださり、ホルマリンで腐敗防止処置をしたご遺体を医学部生が解剖するんだけど、看護学生は解剖(済)を見学します。*12本当に図で見たまま、臓器や血管があるんだなあって。実際に触ってみて、複雑さに感動した。

 1年次の終わりからは看護過程(患者を身体面、精神面、社会面から見たときに*13何が不足しているかをあげて、その解決策を立てていく)を学びます。これができないと実習には行かせてもらえない。そして今後ほぼ全ての実習でこれを使って看護を展開する。大っ嫌い(笑)

 そして全ての学校かどうかは分からないけど、テストや実技テスト、実習で落ちると再試代がかかります。*14

 看護学校独特かもしれないけど、時間割は不規則だし(曜日ごとに決まっていることはあまりなく、決まってるとすれば外部の先生のコマくらい)、翌月の時間割は1~2週間前にならないと発表されないです。そして一度決まっても空きコマに急に入ったり、なくなったりすることもあるので、ジャニヲタ的な悩みを言うと、遠征の予定をくそほど立てづらいです。わたしはそれで1回遠征がパーになった。

 授業は大学と同じで1/5休んだらアウト。全授業数が同じではなく30時間で1単位だったり、15時間で1単位だったりと、授業によって異なるので休む時はよく考えないと落とします。卒業には全単位が必要なので落とすと大変なことになります。(例えば1年次に落とした授業は2年次に再履修だし、とはいえ2年の授業も落とさないようにしないといけない)

そもそも休むと「自己管理しっかりしろ」って怒られるので、遠征したくて仮病使って休んだことは1日しかないです。テストで休むと単位落とすので、その場合は「診断書持ってこい」って言われます。1枚3000円……Oh…

 2年次

 体育祭も文化祭もやってる暇がないので、イベントといえば戴帽式くらい。学校によっては言葉*15を覚えてリハーサルしてちゃちゃっと終わらせるところもあるかもしれませんが、わたしの学校は30時間以上は話し合いをさせられました。(言葉を変えるのか、変えるとしたら何を入れるかとか、どんな看護師になりたいのか)良い思い出は全くないです。そもそも話し合いをして誓ったところで、そんなこと考えながら学校生活を送る余裕はない。さらに愚痴を言うと、髪型が女子は指定(まとめられる長さの人は全員夜会巻き)でそれが下手だとか不器用だとか散々先生から言われたので(髪の量が多くてまとめづらかった)戴帽式燃えろって思った。

 毎年12月にはキャンドルサービスをしていました。キャンドルを持って病棟を回ってクリスマスカード(手作り)を配るというもの。縁起が悪いからツリーの飾りには星を描いてはいけないとか、五体不満足で描いてはいけないとかいくつかの禁忌事項がありましたが、逆にそこまですると不自然な絵になって患者も気にしそうだな…とか。クリスマスソングをなぜか全編日本語で歌いますが、英語の歌詞で覚えてるから逆に歌いづらかった思い出があります。でも歌うのも好きだし、授業なくなるし、季節感があるねと喜んでくださるので毎日がキャンドルサービスならいいのにと思っていました。

 そして2年次からは実習が増えます。わたしの学校は2週間1回、3週間×2回ありました。これに加えて、保育園や学童に行って、健康な小児の状態を知る実習(1週間)とか外部に出かけることも何度かありました。保育園の子は大抵レゴと折り紙に食いついてくれるし小学生はドッヂボールがテッパンだから楽しかった。

 看護の中には母性・小児・成人・老年・精神・在宅とか分野が様々に分かれていてそれぞれ概論や看護論とかとにかく色々学んでいきます。「この前小児概論終わったのに、え?また小児(看護論)始まったつらい」みたいなことが1年間続きます。あとは、1年次に環境がナンチャラカンチャラって死ぬほどいわれていたのに、今度はそんなことばっかり言ってないで病態(病気が患者にもたらす影響とか)についてもっと考えなさいって急に言われ出す。ナイチンゲールどこいった。納得いかねえ(笑)

2年次終わり頃から、より看護対象別に深めるみたいな各論実習が始まります。あとは各期別に紙上の模擬患者を例に看護過程を展開する演習をするのですが、専門学校という時間の都合上小児在宅母性精神、、、と同時進行で進んでいくからしんどくて仕方ないし誰が誰だか分からなくなった。在宅のウメ子80歳と小児のゆめちゃん2歳「ウメちゃん2歳、、、あっ間違えた」みたいな。更に1年次より深めないといけないから余計に先生からの指導がキツくなるし、記録を書く量が増えます。ただの鬼。

 実習の記録はわたしの学校ではオール手書きでないといけなくて*16わたしはすごく馬鹿らしいなと思います。パソコンでも手書きでも結局紛失すれば情報漏洩するし変わらないはずなのに、頑なに手書きでしか受け付けない。何度手首を痛めたか、指の皮が剥けたか。

あとは実習にあたって、事前学習をするのはわかるんだけど、それも勿論手書き。わたしは毎日先生のことを呪ってます。人の不幸を願いながら看護してるってアホか。

そういう考え方が昭和っていうか、ステレオタイプっていうか、凝り固まってるっていうか…

わたしの学校だけかもしれないんだけど。

あとは先生によってやり方が違うとかね。でもこれは、反抗すると今後の関係にも影響するしと思って みんな我慢してるかな…それが無理なら来るなって感じ。

 

実習について

 基本的には敷地内の病院実習に行くので楽です。ただ8時過ぎには学校を出て病院へ行くので当然8時前には学校に着いて、着替えたり課題を提出したりするからいつもより1時間早い電車に乗って登校してます。これがほんまつらい、地獄。そのくせ実習終わるのはいつもの授業より遅いし指導もあって、学校出るのは18時だから眠さと疲労が毎日積み重なっていく…みたいな。

他の学校に知り合いがいないからわからないけど、週に1日学内で自習する日として当てられていて、効率よく書き進める人は眠れているし、無理矢理でも毎日寝ようと思ってるので3週間は意外と乗り越えられます。個人的には最初の1週間が一番きつくてしんどくて学校辞めたくて指導者に会いたくなくて死にたくなるくらいつらい(笑)

3年次

 3年になると、とにかくたくさんの実習が休みなく続きます。金曜日に終わって土日で記録書き終わらせながら、翌月曜日からの実習で受け持つ患者の情報を調べて計画を立て、金曜日に終わった実習の記録を月曜の朝に提出…というのが夏休みまで続き、夏休みが明けたらまた冬まで続くという感じです。カレンダー1年の半分くらい奪われるとか死んだ方がまし。さらに実習と看護研究*17を同時進行で行う。

全部の実習終わった!天国!と思いきや、ラスボスには実践的な統合実習というものが控えている。夜勤の見学みたいなこととか、複数の患者を受け持ってみたりしてより実践に近い3週間を過ごす。先生、わたしそれ、やりたくないです…

そして夏頃からは日に日に国試の勉強や模試、予備校に通えよ圧が強くなっていく。来世は海藻になりたい。

 

不公平だな〜〜!って思うのは、同じ急性期(手術を受ける患者を受け持つ)実習でも病棟によって指導者や担当する先生が違うから、指導方法も変わるの、まあそれは人間だから仕方ないんだけど。その当たり外れがあることや実習のタイミングによっても先生の機嫌が変わったり…その実習が受かるかどうか、生徒の学校生活を左右する一因になることが納得いかないな〜と思います。それだけじゃなくて、記録は手書きじゃない学校だってあるだろうし、学校によって単位取得に必要な最低時間数よりも多く実習していることもある。3年間通っていて、そういう教育面での不満も出てきてしまって最近は余計にSHINDOI〜〜。みんなこの資格とって頑張ろうって思って通っているし、一応国家資格だよ?人生に関わるんだからもっとそこは厚生労働相は統一しろよ燃えろって思ってる。

 

入りたいな〜!と思っている人に向けていうと、意外と今までの勉強ってどうでもいいと思う。*18わたしは英語や数学や現代文はそれなりに出来てたし、入試で寝るほど簡単だったし、合格者の成績順では上だったはずなのに、周りは看護過程の展開も記録の進め方も上手くて、わたしは再試しょっちゅうやってるからね!意外と入ってみたら実習楽しいって思えるような向いてる人もいるからとにかく理系じゃないから…とか思わず受けて良いと思います。

 

国試は受かる気しかしないんだけど、そこに至るまでの実習嫌いすぎて、今はめまい+下痢+腹痛+発熱+吐き気+皮膚炎になるほど辛い〜〜〜!!!!(笑)*19 万病薬みたいなの欲しい〜〜〜〜!!!!

あとね生きてるだけで肩から腰まで凝ってるのに体位変換のために力入れたら腰割れそうだし、字書くのも遅いし、考えたそばから忘れるし、いつも眠いのにさらに眠れなくなるし、

わたし絶対向いてなかったと思う。

みんな言うの、「やればできるのに」って。やればできてたら大学卒業しとるがな!!!!って思うけどね。わたしのクラスの子はみんないい子ばかりなのが本当に幸いです。

 毎日8億回くらい辞めたいと思ってはいるけど辞めないのは、年齢的に後がないことや、就職したとしてお給料いくら貰えるか計算して思いとどまっているというのもあるし、何よりクラスメイト想いの子が多いんだと思います。

実習グループのメンバーに恵まれると、みんなわたしの重い腰をあげさせてくれて、背中押してくれて、助けてくれるから、3年間一緒に過ごしたっていうのは大きいな〜〜と思う。そういう良いこともあるよ!逆に、メンバーが他力本願で自己主張なくてカンファレンスのたびに空気が悪くなるっていうパターンもあるんだけど!

 

そんなわけで、地獄の実習中です。なんとか無傷で夏休みを超えました。あと実習3つ!!!!なんぼか、いや多めに包むから卒業だけはさせてくれ。

 

*1:看護学校の教師は教員免許的なものを取った看護師

*2:なんとなく名前がかっこよかったから

*3:当たり前かもしれないけど学校見学はかなりよく見せようとするので、先生の態度はともかく、見るなら施設の綺麗さ、器具の新しさとかだと思う

*4:そこの病院に精神科とかがなければその精神看護分野の実習だけ外部の病院にお世話になるという感じ

*5:面接程度はある

*6:その病院に希望する科がない場合とか、進学したい場合とかはその適用

*7:一次試験の日に予備校が学校の前で面接対策用の冊子を配っていた

*8:退学率の高さもだし、大学進学で蹴る人が多いので多めにとっている感じはする

*9:だから基本退学しない

*10:「患者さんの環境ってそれでいいの?」とか

*11:浴衣タイプとパジャマタイプがある

*12:確か必須

*13:学校によるかも知れないけどゴードンって人が作った全11項目からアセスメントする

*14:落とした単元にもよるけど1回につき1000〜6000円と結構まじでばかにならない

*15:ナイチンゲール誓詞

*16:守秘義務とか外部に流れないようにするためとか言われた

*17:受け持った患者に行なったケアについて文献を用いて考えを深めるみたいな、卒論的な感じ

*18:大学の看護学部のことは全くわかりません

*19:人生でお腹壊したことほとんどなくて経験なかったから腹痛が死ぬほどつらい