女子校育ち

コスメと遠征先でのビール工場見学が好きです

【安さを取るか】ドーム用双眼鏡【防振か】


かれこれ10年以上の相棒を自在に操ってきたし、特段困っていたわけではないけれど、「何となく違うのも欲しい」という欲は以前からあって何となくノリで買いました。
それもこれもAmazon サイバーマンデーのせい。

何故か2台買ったから紹介します。

しれっと購入品をこっちに移したものの、11月の購入品を忘れたので更新できていませんが、まずは双眼鏡のことを書きます。
購入コスメ【10月編】 - 女子校育ち

ちなみに十数年間使っているオートフォーカスはこれ。
kamakura AUTOFOCUS 8×25

鎌倉光機製。販売よりも供給に力を入れている会社なので一般にはあまり知られてないですね。国内外の大手にも製品供給を行なっている双眼鏡業界ではトップメーカーです。何故家にあったのかは分からん。
最近知ったけどふるさと納税で鎌倉製の双眼鏡買える。いつか買うぞ〜!


今回はなんとなく、これ買いました。

  • Nikon ポロプリズム ズーム双眼鏡 ACULON T11 8-24×25

Nikon Sport Optics | 製品紹介 | 双眼鏡・単眼鏡 | ACULON | ACULON T11 8-24x25

  • OLYMPUS ダハプリズム 双眼鏡 10×21 RCⅡ

OLYMPUS ダハプリズム双眼鏡 10x21 RCII ダークシルバー 小型軽量モデル

OLYMPUS ダハプリズム双眼鏡 10x21 RCII ダークシルバー 小型軽量モデル

双眼鏡 Trip light 10×21 RC II / 8×21 RC II | 双眼鏡 | オリンパス


防振がやべえ、と話題になった頃から友人が使っていたので貸してもらったことがあるけど、私は仁王像かよくらいビクともせず覗いてるからかそこまでの感動がなかったんですよね(どちらかといえば明るさに感動した)
防振機能をつけると5〜7万近く出さなきゃいけない、そこまでその機能が欲しいわけじゃないんです。だって私脇締めて覗いてるから安定してるし酔わないもん、、、


コスメを買いすぎているというのもあって予算が大幅に削られたので、欲しい機能を絞って選びました。

倍率ってどこで見るん?とか明るさとかひとみ径ってなによって思った時は読んでみてください。分かりやすいので。
双眼鏡の基礎知識 | 双眼鏡・単眼鏡 | オリンパス
双眼鏡の基礎知識 Canon

【欲しかった機能】
  • とりあえず10倍

アリーナなら8倍でも余裕だけどドームとなると誰だか判別できても細かい表情までは席によっては見えないことがあったので最低限10倍は欲しいなと。

対物レンズが大きい方が明るいし、見やすいに越したことはないけどなんせ重くなってガチバードウォッチングになって疲れるし、それで腕が震えたら元も子もない。
倍率が上がるほど見ている視界が狭くなり手ブレが起こりやすくなるので、500gあたりが限界かな。ひとみ径が2〜3mmでも私は平気なので対物20〜25mmにしました。40〜50mmでもいいかなと思ってたけど8×25で全然見えない!!!ってなったことないから適当に決めました。
というか、コンサートであれば真っ暗じゃないから2〜3mmでも十分見えると思います。

分かりやすい例えをするならば、照明の当たっていない見学席をこの明るさで見るならボケます。確実にフォルムは風磨だけど表情はうかがえない!!みたいな。(なにこの例え)
持ってないからわからないけど、明るさが上がれば見学席の顔ももっと判別しやすくはなると思う。

あとこれは大抵あるから安心してくださいなんだけど、接眼レンズとの距離がないとアイシャドウやマスカラがバシバシレンズに当たってすぐ汚れて悲しいので、アイレリーフ1cmは必須。


決め手は何よりも「試しに買える価格」が大きいけど、単純にニコンの8〜24倍ズームの切り替えをして遊びたかったのと、どちらも余裕で片手で持てちゃう重量(Nikonは305g・OLYMPUSは190g)なので、職場や出先に携帯したとしてもしんどくないなと思ったから。(どんな状況)

ズーム双眼鏡だと、VixenアスコットNikonアキュロン A211シリーズなんかも出ているけど決め手はやっぱり価格かな。特にアスコット8-32×50は対物レンズが50な分、倍率を上げてもなお明るいし防水だし、見た目もかっこいい。良いなと思うんだけど、1kg超えと結構重いのと18000円程とちょっとお高いんですよね〜。支えられる気がしない。


今までのもので満足だったし、十数年間単三電池2本入りのオートフォーカス一筋だったから。悩んだけど〜!いや、あいつは生涯の相棒だから今後も使うんだけどさ。
表面のラバーがハゲまくって顔について困ってるけど。

ちなみにこの相棒は本来ボタンを押せば瞬時にピントが合うんだけど、ここ7年くらいはなんか別のものにピントが合っちゃってちょっとズレるから、結局手動でボタンを押して微調節してる。仕組みはわからない。開発者に聞きに行きたい。でももう慣れすぎて気にもならないしこれからも使う。

防振双眼鏡

最近新作が出てたなと思い出して買う気は無いけど調べました。
防振といえばCanonのイメージが強いけど、他にも出てるんですよ。Nikonのスタビライザーは何年か前に販売終了しちゃったけどね。


Canon 10×30 ISⅡ・12×36 ISⅢ
キャノンは防振だらけなのですが、これはその中でもスタンダードクラスのもの。ハイクラスだと18倍とかもあります。

そもそもキャノンの防振というのは、バリアングルプリズム方式という独自の光学式手ブレ補正システムで、液体でレンズを包むことで揺れが小さくなって安定した像が見えるという仕組みだったと思う。これはすげえ頭がいい人が作ったんだなと思うからHP読んでほしい。(感想が世界一アホ)
電子式手ブレ補正と光学式手ブレ補正の違い
光学式手ブレ補正機能

要は光学式の方が画質が良いんですよ。電子式はセンサーで受け取ったものをコンピュータが直してくれるので画像劣化というものが生じて画質が落ちる。
レンズシフト方式*1なんだろうなということは分かりました。(低い理解力)

疲れたので手ブレの話やめよ。
2015年モデルはマットな黒になったのでちょっとオシャ〜☆になりましたよね。
HPによるとオシャだけではなくて、低反射の外観にすることで警戒心の強い野鳥などへの配慮をしているのであってジャニヲタのためじゃないよ。

あと、モーター駆動には乾電池のみ使用可能だったけど、新作になってからは省エネになったのとニッケルの二次電池も使用可能になってエコエコになった〜!ナイスーーーーーーーーー!!

10×30は実視界6°、12×36は5°とかなり広範囲が見えるしとにかく明るいです。安村じゃないです。
ただし重量は600gプラス単3×2本ね。600gって結構あるよね。

レンズがなんたらコートだから、端の方まで綺麗に見えるというのを聞いたことがあります。端の方見る時は人間無意識に双眼鏡も動かすと思うので、あまり分からない気はするけど。

Canon 双眼鏡 12×36 IS ? BINO12X36IS3

Canon 双眼鏡 12×36 IS ? BINO12X36IS3


で、Vixenの双眼鏡よ。
Vixen ATERA H12×30 2017年11月発売

Vixenってアトレックみたいな大きくてゴツくて明るくて急にジャニヲタ変態双眼鏡ランクがアップしちゃいそうなモデルが多い印象。
観劇用だと可愛い色で低倍率でコンパクトなものが多く、丁度いいのが少ない気がして本格派!!って感じのイメージでした。
けど昨今の防振ブームで、出したよ!!!みんな大好き防振双眼鏡!!!

こちらは2軸ジンバル*2による手ブレ防止機能になっていて、単4乾電池2本使用×20℃下で12時間使用可能。一番長い。

気になるのは2軸なことかな〜。3軸なら横ブレにも対応できる。たしかにライブ程度なら縦揺れに対応すれば困らないんだろうけど。


色はベージュ一択!!!!!なぜ!!!!!?
個人的には赤一択とかになるよりはよかったですが。

感情まで見える!ライブ双眼鏡という売り文句!ヲタクを盛り上げてくれる!(?)

面白いページもあった。
目の輝きまでしっかり!感情まで見えるライブ双眼鏡 ATERA H12×30 | ビクセン Vixen
あ、これ東京体育館でしょ、国立通ったヲタクにはわかる。

メリットはというととにかく軽い。なんと422g
プレーンヨーグルトくらい軽い。プラス単4×2本だから一番軽い。

ただし12×30なだけあって実視界4.2なので明るさではやはりCanonに劣る。でも明るさ6.3あればめちゃくちゃ明るい方なので星空ウォッチングとライブを行き来するタイプでない限りは問題ないな。(私の双眼鏡参照)

Canonユーザーのオタクがバンドでとめて苦労してる防振機能ON・OFF問題を解決したのがVixen。
スイッチングにすることで押し続けなくて良くなった。
ただし5分でオートオフになるので、ずーっと見続けたいオタクは瞬きする間にオンオフを切り替えてくれ。

ミニトート付属なのヲタク意識してて(自意識)可愛くない???
Vixen 双眼鏡 ATERA H12×30 | ビクセン Vixen


次が最後
Kenko VC Smart 10×30・14×30 2017年11月発売
こちらも2軸ジンバルですね。Vixenと防振機能でいえばCanonが一番だと思います。手ブレ酔いする人はCanonを買え!!!!

Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 10×30 10倍 口径30mm 031940

Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 10×30 10倍 口径30mm 031940

Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 14×30 14倍 口径30mm 031957

Kenko 防振双眼鏡 VC Smart 14×30 14倍 口径30mm 031957

これ、Vixen同様2017年11月発売だったのは合わせてきたんだろうな〜と思わざるを得ないな。
10・12・14倍と被らないようにしているのも余計に。

重さは550gとCanonとVixenの中間なので非力なお姉さんにはオススメしない。Kenkoの方がCanonより少し小さいので持ちやすいと思う。
Kenkoの防振もVixenと同じくスイッチングでオンオフ切り替えですけど、こっちは10分のオートオフ機能。

ただ、めちゃくちゃ訳わからないのは電池がCR2とかいう謎の形なこと!!!!!!どこで売ってんの!!!!!
Vixenは「単4という比較的どこでも手に入りやすい電池を使用」とHPに書いてあって、ユーザーを考えてくれてるな〜と思ったのにKenko!??!?
双眼鏡購入時にCR2を2本付けてくれるらしいけど、1本12時間使ったとして24時間使い切ったら、すぐさま電器屋行かないとただの550gの双眼鏡になってしまうのがもったいない。
CR2とかいう電池は1本200円くらいする、コスパ悪いからキャノン以外を買うとしたらvixenを買うかな。
この辺は次回作に期待…。

手作り感満載の防振スペックですレンズのことはよく分からないので割愛しました。

全て所持している強いオタクのレビューを価格コムで見つけたのでリンクを貼っておきます。(全て同じ方)
持っているだけあってすごく分かりやすかったです。
キャノン 12×36 ISⅢ
ビクセン ATERA H12×30
ケンコー VC Smart 10×30





私はというと、早速この前やまぴーと嵐を観に行ったので試してきたぜ!!!
双眼鏡二個持ちで見るヲタク気持ち悪すぎる。友達が一緒でよかった。

結論から言いますと、24倍にすると下手2階席下段から楽譜タイトルが見える。
アオゾラペダルって知らなかったから「え?なに?何弾いてるの?blueじゃない!??」と思ってガン見した。残念ながらblueは私の幻想だった。

やまぴの方が会場の照明が全体的に暗かった分、倍率を上げると暗さが気になったかな。ただぴい自身が光り輝いていたから問題なかったよ!!!(ピンスポが当たってるからだよ)

どれも便利だし使いやすいけど、メリットデメリットを考えると

メリット
  • kamakura:慣れすぎて手に馴染みすぎる
  • kamakura:ピント操作がない(ボタン操作な)ので楽〜!
  • Nikon:8・12・18・24倍との表記があるけど、切り替え自体は制限がなくてレバーを動かすだけの無段階ズームなのでスムーズ
  • Nikon:軽い
  • OLYMPUS:もっと軽い、ほぼ空気
  • OLYMPUS:ダハプリズムなのでとにかくコンパクト
デメリット
  • kamakura:8倍以上にはならない
  • kamakura:電池の持ちはいいし充電池でも使えるけど、切れた時が怖い
  • kamakura:起動すると赤いランプがつくのでカバーしたりしてるけど、たまに係員に声をかけられる(説明が面倒)www
  • Nikon:倍率変えるごとにピント調節する必要がある
  • OLYMPUS:10倍以外は選べない
  • OLYMPUS:欲を言えばもっとアイレリーフ欲しかったかも

という感じなので、kamakuraOLYMPUSはどちらかといえばアリーナ・劇場向きかな
荷物を減らしたいときはOLYMPUSは最高だろうな。
というわけで今後ドーム規模ならNikonが増えるかもしれない。Nikonkamakuraの比較はしてないので次の東京ドームあたりでやろうかと思います。

もっとバードウォッチング感の強いのも欲しくなっちゃった〜沼!!!!

*1:光学式にはレンズシフトとイメージセンサーシフトの大きく2タイプある

*2:垂直・上下とロールなので水平(横)ひねりの動きに弱い